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思春期の子供の精神的な幸福感は、食べ物の選択に関係する

アルスター大学心理学研究所のJenny Davison氏らは「思春期における精神的充実感、健康関連QOL、家族の豊かさと食の選択との関連性」について、国際研究誌「Appetite」に発表した。

調査は英国の高等学校で13-14歳と15-16歳の2つの区分で実施された。

研究では、以下のように記載されている。

メンタルウェルビーイングが良好な若者は、ジャンクフードの摂取頻度が少なく、果物や野菜、パンや乳製品の摂取頻度が高いことを特徴とする、より健康的な食品の選択を行う傾向があった。これまでの縦断的研究(Wu et al., 2019)や質的調査(Davison, Share, Hennessy, & Stewart-Knox, 2015)など、いずれも若年層を対象としたエビデンスから、ウェルビーイングと健康的な食事の間には相互関係があることが示唆されている。

Exploring the association between mental wellbeing, health-related quality of life, family affluence and food choice in adolescents より引用

したがって、精神的なウェルビーイングを高めることで、若者の健康的な食事の選択を促し、そうすることで全体的なウェルビーイングをさらに向上させることができるかもしれない。

また、HRQoL(健康関連の生活の質)が高い人は、肉類を選ぶ頻度が低く、果物や野菜を選ぶ頻度が高い傾向にあった。このことは、若年層のHRQoLを向上させることで、より健康的な食の選択が可能になることを示唆していると考えられる。男子は女子よりもジャンクフード、肉、パン・乳製品を選ぶ頻度が高く、女子よりも果物や野菜を選ぶ頻度が低いというように、食べ物の選択には顕著な性差が見られた。

Exploring the association between mental wellbeing, health-related quality of life, family affluence and food choice in adolescents より引用
リリース元Exploring the association between mental wellbeing, health-related quality of life, family affluence and food choice in adolescents – ScienceDirect
リリース組織Appetite – Journal – Elsevier