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緑地が大人の精神的wellbeingに与える影響についての調査結果


イギリスのウォーリック大学 ホールデン氏らが発表した論文”The relationship between greenspace and the mental wellbeing of adults: A systematic review(緑地と成人の精神的wellbeingとの関係:系統的レビュー)”では、『自然と触れ合うことで精神的な幸福感が高まる』という見解が、証拠や「自然」の定義の合意さえ乏しいにも関わらず一般的になっている中で、「緑地」と精神的なwellbeingとの関連性を示す証拠を、量的研究における緑地の概念の違いによって分類し、体系的に評価が試みられた。

研究では緑地を概念化し、次の6つの基準で測定した。①地域の緑地の量、②緑地の種類、③緑地への訪問回数、④緑地の景観、⑤緑地へのアクセス性、⑥自己申告による自然とのつながり。

研究の結果、地域の緑地の量と生活満足度との関連については十分なエビデンスがあったが、個人的な豊かさとの関連はなかった。精神的wellbeingと緑地への訪問、アクセスのしやすさ、および緑地の種類との関連性に関するエビデンスは限られていた。いくつかの研究では、緑地とwellbeingの関連性は、人生の段階、性別、身体活動のレベル、または自然に対する態度によって異なることが報告された。

結論として、緑地は精神的ウェルビーイング、特に快楽的(hedonic)wellbeingとポジティブな関連性があることが研究によって示された。一方で、まだ関連性を断定するには十分なエビデンスは不足しており、緑地へのアクセスや利用方法を反映した緑地の動的な測定、および幸福(eudaimonic)及び快楽的(hedonic)な精神的wellbeingに基づいた、さらなる研究が求められると述べた。

参照元論文The relationship between greenspace and the mental wellbeing of adults: A systematic review